日本酒通りはすぐにも実現?

furumachi2013-06-23

今はデザイン的にも人出的にもちょっとさえない古町9番町だけど、もしかしたらここが「日本酒通り」の中心になるのかも…。

新潟駅から萬代橋、古町エリアを中心に、新潟市が目指す都市イメージをCGで表現した映像がYouTubeにアップされている。駅前通りにはガス灯と柳並木、萬代橋のたもとにはオープンカフェ、古町界隈は堀を復元して「日本酒通り」を整備するなど、かなり具体的な内容になっている。

・【新潟シティチャンネル】新潟市プロジェクト Chap4 「新しい新潟駅から」 - YouTube
https://t.co/9zcC4EtLku

そしてこれら中心街に点在した名所を結ぶ交通機関として登場するのは、前評判はよろしくない?連接バス。結局BRT導入の理解を求めるための映像なのかなぁとも思ってしまうけど、街としてのイメージが希薄な新潟市を中心部の整備でなんとかしたい!という思いには賛同するところではある。

まずはやっぱり萬代橋なんだと思う。姿カタチの良さや歴史的価値は新潟の人は理解するところではあるけど、今ひとつ知名度は低い。オープンカフェももちろんいいけど、萬代橋を眺める近くの場所に人が集まる名所を作ればいい。シンガポールマーライオンみたいな。がっかり名所? それさえも売りにしちゃえばOK。

そして「日本酒通り」。古町花街として注目されつつある9番町界隈が候補地になると、勝手に思っている。広小路の拡幅が完成すれば、柳都大橋から来て、むしろこちら側が古町の玄関口にもなりうる。通りから一歩入ると花街の歴史を物語る料亭や割烹が点在し、お寿司屋さんも多いこの街は、日本酒の街にぴったりでは。

それにはまずフツーの商店街風で残念なアーケードをなんとかしたいところ。割烹など木造建築が立ち並ぶ小路や新道と、どこまで雰囲気を合わせられるか。期待したい。堀の復元は次のステップかな。花街の「特別な感覚」を生かし残すには、9番町だけでも堀がほしいところだけど…。

というわけで堀を除けば、これらを整備すること自体はそう大変なことではない気がしている。一番大変なのはBRTの導入だったりして。