車庫に住み着いた国際派

furumachi2013-05-19

我が家にまた新たな住人が加わった。彼らは南の国からスイーッと飛んで来て、この春から車庫の天井近くに住み着いている。マレーシアから来たのかな、それともインドネシアかな。我が家も国際的になったものだ。

ツバメは春から夏にかけて日本で子育てをして、秋になるとマレーシアやフィリピン、インドネシアなどへ飛んで冬を越すのだとか。理想的な二重生活である。うらやましいなぁ。できることなら、翼にでも小さなカメラをつけて、南の国での暮らしぶりを見てみたいものだ。

それにしても、この小さなカラダで数千キロも飛んで、日本と東南アジアを往復するのだからすごい。そういえば僕らを東南アジアへ運んでくれる中国東方航空も、尾翼にはツバメのマークがついている。人間は自力で飛ばなくて済むのだから楽なものだ。

そんなわけで、勝手にちょっとした親近感と羨望感を持って、新たな住人を眺めている。カラスが多いこの街だけど、なんとか無事子育てを終えて、マレーシアだかインドネシアだかへ飛び立ってほしい。できることなら、追いかけて行きたいくらいだ。