海外こそネット環境は大事

furumachi2012-12-18

インターネットの普及は、海外との心理的な距離を確実に縮めてくれた。今回の東南アジア旅行でも、現地のホテル予約はすべてネットの予約サイト。もちろん日本語表示で予約できる。国際電話やFAXでどきどきしながら予約したのなんて、もはや過去の話だ。

ホテルだけではない。シンガポールの動物園も、シンガポールからインドネシアビンタン島へ渡るフェリーも、マレー鉄道の夜行列車も、クアラルンプールのキッザニアも、みんなネットで予約してクレジットカードで決済までできてしまう。ここまでネットで簡単にできるという点では、間違いなく日本より進んでいる。

◆街角フリーWi-Fi
だからこそ、海外でもモバイルでネットが使える環境は確保したいところ。クアラルンプールやシンガポールは街角フリーWi-Fiが充実しているらしい。ホテルでWi-Fiが使えるのでそれだけでもいいんだけど、外でも使えるに越したことはない。前回はうまく登録できなかったけど、今回はリベンジ。使いこなしたい。

・What is Wireless@KL? (クアラルンプール)
http://mm2happly.blogspot.jp/2012/06/what-is-wirelesskl.html?m=1
・wireless@sg 登録方法 (シンガポール
http://nomadicstyle.net/wp/blog/archives/573/

◆MeoBankSD
上海で泊まるホテルはWi-Fiはなく、有線LANしかないらしい。それでは不便だなぁ、ということで有線LANにつなぐコンパクトな無線ルータを買ってみた。
・MeoBankSD | 製品情報 | TAXAN MeoBank
http://www.meopad.com/products/MeoBankSD.html

ホテルの有線LANにこれをつないでやれば、それだけでワイヤレスインターネットが可能になるはず。コンパクトなポケットサイズなので、旅行でも邪魔にならない。さらにSDカードやUSBメモリーの写真などをスマホなどでワイヤレスで閲覧できるカードリーダーの機能もある。これは便利そうだ。

◆050plus
海外でも携帯電話を使いたいなら、今はスマホSIMフリーにして現地のSIMを買う手があるけど、普段の電話番号をそのまま使いたい時にはどうするか? 海外ローミングがいいのは分かるけど、なんだかおカネがかかりそう…。今回いろいろ考えた結果、携帯にかかってきた電話を「050plus」に転送することにした。

050plusとはNTTコミュニケーションズが提供するIP電話サービスで、Wi-Fiさえあれば海外からでも「050」から始まる番号を使って、格安で携帯から電話がかけられる。そしてドコモの転送でんわサービスを使えば、自分の普段使っている携帯の番号にかかってきた電話を050plusに転送してくれるのだ。すごい時代だよね。

ではWi-Fiのつながらないところにいる時はどうするか。ここが050plusのすごいところで、留守電にメッセージを録音するだけでなく、このメッセージを添付ファイルにしてメール送信してくれるのだ。仕事でがんがん使うなら海外ローミングがいいだろうけど、緊急連絡用に使う程度なら、これで十分だろう。