ビッグスワンで奇跡を見た

furumachi2012-12-01

勝つことは最低条件。さらに、降格を争う2チームがどちらも負けるか引き分けでないと、J1残留はなかった。奇跡と呼ばずにいられるだろうか。きっと何か持ってるよ、アルビ。これはもう受験の神様とかになれるレベル。

初雪が舞うあいにくの天気だったけど、以前のブログで『12月1日の最終戦は、ビッグスワンをオレンジ色で埋め尽くしたい』と書いたからにはやっぱり行かないと!と、スキーウェアを着こんで長男とビッグスワンへ向かった。
アルビレックスはまちの誇り - 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす
http://yaplog.jp/furumachi/archive/1552

残留の可能性は15%などと言われていたけど、ビッグスワンに行ってオレンジ色を身にまとい集まった2万8千人の観客を見ると、奇跡が起こるような気がしてくる。選手もきっと同じ思いだったのだろう。3時半の試合開始早々、早くも先制点が決まる。その後も順調に点を重ね、終わってみれば4-1の圧勝だった。

でも勝てば残留が決まるというわけではない。試合が終わり、ピッチ上の選手も2万8千人の観客も、何かを確認するように一瞬動きが止まる。次の瞬間、歓喜の叫びがビッグスワンに渦巻いた。奇跡が起きたことを知った瞬間だった。G大阪、神戸が両方とも負けて、大逆転でアルビのJ1残留が決まったのだった。

奇跡を見るのか、それともJ2の歴史の始まりを見てしまうのか、どちらになるのだろう?と思いながら向かったビッグスワンだったが、奇跡を目の当たりにできた。すごいよ、アルビ。やっぱりこの街の誇りだ。そして、ビッグスワンをオレンジ色で埋め尽くした2万8千人の観客も。そのうちの一人になれてうれしかった。