誰でもメーカーになれる時代

3Dプリンタに、kindleダイレクト・パブリッシング。アイデアや商品力、文章力さえあれば、個人でモノづくりのメーカーや出版社になれる時代なんだ。これって、すごいことだよなぁ。

今度の日曜日に、ソーシャルメディアユーザーの交流会「新潟ソーシャルメディアクラブ(NSMC)」が行われる。今回は、ウェブやソーシャルメディアに関する本を多数出され、「Polar Bear Blog」など複数のブログでも活躍する小林啓倫さんがゲスト。Polar Bear Blogは、僕がTwitterを始めた頃から愛読している。ご本人にお会いできるのはちょっと不思議な感じがする。

小林さんは、今月Kindleで「3Dプリンタの社会的影響を考える――英国の政策レポートをもとに」を出版された。「ものづくり」のあり方に大きな影響を与えそうな3Dプリンタの現状と展望について興味深い話が聞けそうだ。

3Dプリンタもすごいけど、この本をkindleで出したという「kindleダイレクト・パブリッシング」という仕組みも相当インパクトがある。Wordで作成したファイルさえあれば、やろうと思えば誰もが全世界のAmazonに有料で本が出せてしまう。こちらの話も聞けたら興味深い。
自費出版プラットフォームとしてのKindle:個人的体験談(小林 啓倫)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kobayashiakihito/20121119-00022482/

先進技術のことはよく分からなーい、という人でも、地元新潟でいろいろな活動をしているソーシャルメディアユーザーが集まる忘年会的イベントと考えると、フツーに楽しめると思う。申し込みはこちらから。前日12月1日の夜8時まで受け付けているとのこと。
・新潟ソーシャルメディアクラブ #11 - 新潟ソーシャルメディアクラブ
http://nsmc.doorkeeper.jp/events/2084

モノづくりといえば、個人的には来年の手帳。作れるものならオリジナルで作りたいとさえ思っている。トラベラーズノートにぴったり入るA4三つ折りサイズで、見開き2週間のバーチカルタイプ。今使っている月間スケジュールでは書き切れなくなっちゃって。でも見開き2週間のバーチカルって、なかなかないんだよね。

少ないロットで作って、残りは欲しい人に売るとか…無理かなぁ。手帳ってこういう個人的ニーズが結構ありそうな気がしている。誰もが手帳メーカーになれるプラットフォーム、商売になるような気もするんだけど…どうだろう?