芸術祭とピースフル古本市

furumachi2012-11-18

これまでが商店街だったので、街から少し離れたこの会場はどうかなぁと思っていたけど、なかなかの盛況ぶり。本好きが集まるピースフルな感じと、芸術祭の雰囲気がぴったり合うのかも。

日曜日に万代島の水と土の芸術祭メーン会場で行われた「一箱古本市」に、またまた有志で参加してきた。今回は準備段階でほとんど参加できず(すみません…)、当日朝に自宅の本棚から本をひっつかんで現地に飛び込む感じだったけど、相変わらずのピースフルな雰囲気に、やっぱり楽しいイベントだなぁと思った。

スタート早々から多くのお客さんが来てくれて、街から少し離れた感じのこの場所でどうかなぁという懸念は一掃された。スタッフさんのPR活動のおかげだし、やっぱり新潟の人って本好きが多くて、こういう(いい意味で)ゆるーい感じのイベントも好きなのかも、って思った。

古本市以外のお客さんも芸術祭メーン会場には結構たくさんいて、寒い中よくここまで、と思うほど。ワークショップが行われたり、昼には突然即興のパフォーマンスが始まったり、美味しいポトフやパエリアが食べられたり…。街から少し離れたこの空間が、面白いヒトとコトが集まるコミュニティになってきているみたい。

水と土の芸術祭は有料の観覧者が少ないなどいろいろ言われているけど、僕もこうして何度かメーン会場に来て、新潟にこういう場ができたこと、水辺のこの空間に注目が集まり、それなりの人が訪れていることは大きな収穫だったんじゃないかと感じている。芸術祭が終わったらここはどうなるのかなぁとは思うけど。

芸術祭も残り1ヵ月。メーン会場だけですっかり満足していた感もあるけど、小須戸や五ヶ浜など郊外の屋内会場ももう少し見てまわろう。今度の3連休、雪が降らないといいけど。そして一箱古本市、新潟での次回開催は来年6月とのこと。またこのピースフルな感じで、ぜひ。