古町花街に竹灯籠の明かり

furumachi2012-10-20

いつもはうすら白い照明がつく古町9のアーケードだけど、この日は蛍光灯が消され、竹灯籠にろうそくの明かりが揺れていた。足早に家路を急ぐ帰り道だけど、この明かりならゆっくり歩いてみたくなるなぁ。

15日から20日にかけて、古町8-10番町の飲食店約40店で「古町花街ぶらり酒」というイベントが行われた。これは事前に5枚4000円分のチケットを買って、各店で1-2枚を出せばお酒とお料理が楽しめるというもの。19日にはこれを記念して、古町9番町の通りが竹灯籠の明かりで飾られた。

ぶらり酒イベントはずっと気になっていたんだけど、(こんなに近くに住んでいるのに)結局行ける日がなくて参加は断念…。でも17日に古町10の参加店「喜ぐち」で聞いたら、初日も2日目も各20人くらいのお客さんがこのぶらり酒チケットで来ていたそうで、初回としては盛況だったみたい。次の機会はぜひ参加したい。

そして、この竹灯籠の明かり。普段から「古町花街を名乗るのに、このアーケードの味気ない蛍光灯はどうよ」と思っていた。この日は蛍光灯を消して、竹灯籠の明かりだけ。最初は暗いかな、と思ったけど、目が慣れてくるとこれくらいの方が心地いい。こういう温かみある雰囲気の方が、花街らしくていいんじゃない?

もういっそ毎晩、この明かりにしてみたらどうだろう。そうなったら、ついついゆっくり歩いてしまって、ふと目に入ったよさげなお店にぶらりと立ち寄って…、うーん、帰りが遅くなってしまいそうだ。