Meetripで古町ニッチな旅

furumachi2012-09-20

西堀前通6の「ナジーラ」で地酒の試飲をして、老舗料亭「行形亭」の庭園を眺めてお茶を楽しみ、日本海に沈む夕日を眺め、シモの名店「せきとり」で新潟のソウルフード、鶏の半身揚げを食べる。これだけで新潟の印象は濃くなるはず。

旅行先を案内してくれる人をネットで探せるサイト「meetrip」が、つい先日からスタートした。
・Travel guide and tours - Meetrip / ミートリップ
https://meetrip.to/

個人の家や部屋を宿泊先として提供する「Airbnb」「Roomstay」というサイトがあるが、Meetripは個人の旅行体験を提供してくれる人に出会えるというもの。現地の人で気に入った人がいれば、例えば5ドルや10ドルで地元を案内してもらえるという。旅行ガイドには載っていない地元ならではのニッチな旅が楽しめるはず。

このサイト、自分が地元を案内する側になれるというのも面白いところ。まだ台北と東京でしか案内人を見つけることができないけれど、そのうち他の都市でもサービス開始するかもしれない。というわけで、僕も早速登録してみた。いつか新潟が旅行先としてこのサイトに登場する日に備えて。

出張などで行った街で、思いがけず数時間空くというのはよくある話。でもなかなか数時間でその街の魅力に触れるのはむずかしい。ターミナル駅周辺をぐるりとまわって、他の街と大して変わらないな、という印象を持たれたがち。新潟市だって古町あたりまで来れば、少しは違う印象を持ってくれるかもしれないのに。

古町といえば「花街」としての魅力を発掘する動きが、最近注目を集めつつある。今度の日曜日にも、古町花街の魅力にスポットライトを当てるイベント「女子だって花街」が行われる。まだ観光ガイドに載っていない古町花街は、ニッチな旅の重要アイテムになるはず。男子だけど、気になっている。