1週ずれたらF1が観れた?

furumachi2012-09-18

今後の日曜日には、この道路をF1カーが走るのか。モナコまで行かなくても、公道のF1レースが観られるとは知らなかった。シンガポール行きが1週間ずれていたら、ちょうど観られたのかも。

4日間にわたったマレーシアからシンガポールの旅も、もう最終日。話題のマリーナエリアは、マーライオンもマリーナベイサンズも各国からの観光客でいっぱい。観光地としてのスケールも、日本の街とは桁違いだ。マーライオンだって全然「ガッカリ名所」じゃなかったし。

このマリーナエリアで、今後の日曜日にF1グランプリが行われる。公道で夜に行われるレースということで、街のあちこちではバリケードや客席、照明機材など、準備の真っ最中。レースの行われるコースをたまたまタクシーで走ったんだけど、やっぱり頭の中にはT-SQUAREのテーマ曲が自然と流れてくる。いいねぇ。

帰国してから調べたら、ちょうど写真に写った客席はまだ空きがあるみたい。新潟からなら僕たちが使った中国東方航空の上海乗り継ぎでシンガポール往復で、金曜発・月曜帰国の便がスカイゲートなら5万円台。観戦チケットも含めて10万円も出せば、1泊4日の弾丸ツアーだって可能だ。F1好きなら行く価値あると思う。

そんなタクシーに乗って向かったのは、F1ではなくサッカースタジアム。旅の最後にアルビレックス新潟シンガポールの試合を観ようと、トアパヨスタジアムへ。スタジアムと言っても新潟市陸上競技場よりも断然小さいんだけど、試合開始時には1000人ほど入るスタンドが両チームのサポーターで半分以上埋まった。

このアルビレックス新潟シンガポールシンガポールのサッカーリーグ「Sリーグ」で現在なんと暫定首位。サポーター席には、日本にいた頃は横浜マリノスのファンだったけどシンガポールに移住してからはこうしてアルビの応援に来ていると話す女性などを中心に、シンガポールの日本人コミュニティができていた。

試合は相手チームBalestierがレッドカードの退場者を出しながらも、ホームの熱い声援を受けて果敢に攻め、結果的には0-1と残念ながらアルビレックスは5試合ぶりの敗北…。うーん、残念。でもまだ暫定首位にはいるようなので、このまま何とか踏ん張ってほしいところ。

というわけで、4日間の旅程はおしまい。異国の雰囲気を味わいながらも、クアラルンプールのコンドミニアムジョホールバルで見学した学校、アルビレックス新潟シンガポールなど、ところどころで日本人コミュニティの存在を確認する旅となった。次に来れるのはいつだろう。今週末のF1? さすがにそれは無理だって。