夏の後は常夏のマレーシアへ

furumachi2012-09-02

マレーシアといえば格安航空LCCエアアジア、というわけで、スーツケースもエアアジア色。羽田や関空から片道1万円くらいでマレーシアに行けてしまうのは、インパクトが大きい。

9月に入っても暑い日が続く新潟市だけど、今月は夏の延長戦的に、常夏のマレーシアとシンガポールに行くことにした。4月に新潟のシェアハウス「ギークハウス新潟」で聞いた話がきっかけ。ここのオーナーさんの話を聞いて、東南アジアが一気に近くなったのだ。

・シェアハウスという生き方 - 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす
http://yaplog.jp/furumachi/archive/1470

「冬の沖縄もいいけど、いっそ行くなら赤道直下かな」
エアアジアで行けば沖縄より安いかも?」
「マレーシアなら治安もいいみたいだし英語も通じそう」
「クアラルンプールは高校時代の友人もいい街だと言っていたなぁ」
「橋を越えてシンガポールに入るのもいいね」
…というわけで、とんとん拍子に決めたのだった。

妻と子どもたちは初めての海外旅行で、僕も十数年前にイタリアに行って以来。東南アジアへ行くのは初めてだ。クアラルンプールでコンドミニアムに泊まって、途中シンガポールエアアジアで飛ぶ予定。現地で4日間とちょっとあわただしいけど、まず街の雰囲気をつかむにはいいかなと。

「まあ、またいつか行けばいいんだし」
「次に行くときは少し暮らしてみようかな」
「え!?」
「子どもたちの学校も今回見に行ってみようと思ってるんだけど」
「ホンキで?」
…どこまで本気かは分からないけど、たしかに特に子どもたちは将来どこでも暮らせるようにしておくのは大事なことかもしれない。

日本が沈没してしまうとはさすがに思わないけど、10年後、20年後に日本がどうなっているか、と考えると少し悲観的にならざるを得ない。第二、第三の居場所がある方がきっといい。東日本大震災とその後の原発災害で、同じように感じている人も少なくないと思う。

長男は、ウォッシュレットがなければトイレに行かないと公言している純粋培養日本人。だからこそ先入観抜きでいろんな経験をさせてやりたい。今回の旅も子どもたちには内緒で、当日は電波少年のロケバス状態で突然タクシーに乗せて連れていくことにしている。