少し危険で楽しいアート作品

furumachi2012-08-05

普段なら上れないはずの2階の屋根の上に、秘密の小屋が。誰もが夢みるアジトって、こんな感じだよねぇ。子どもたちがウキウキするわけだ。

通るたび子どもたちに「中に入りたい」と言われていた、水と土の芸術祭メーン会場隣の「アジト」にようやく潜入。この建物、2月に解体作業を見てブログに写真もアップしたんだけど、ビフォーの状態からは想像できないほど変わっちゃってる。びっくり。
・中洲から始まる「水と土」
http://yaplog.jp/furumachi/archive/1436

もともと2階建ての作業小屋が、もはや何階建てなのか分からないほどのカオスな大改造っぷり。低い梁に頭をぶつけそうになりながら急な階段を上ると、2階だったところが土や草で埋め尽くされてて、ここは中なのか外なのか分からなくなってくる。

さらに階段を上ると屋根の上に上がれて、そこには建物全体を貫く木の幹に支えられる格好でツリーハウスのような監視小屋。おー、眺めがいいぞー。でも手すりはすき間だらけだし屋根は斜めのままだし、かなり危険。それでもウチの娘は上ったり下りたり走り回ったり。追いかけるうちにオトナは汗だく。ぜぇぜぇ。

子どもだけで遊ばせるのは危険なのでやめた方がいいけど、意外と子どもの方がこういう空間を難なく使いこなせるのかもしれない。荒川修作さんという芸術家が作った「死なない家」も、もしかしたらこんな感じなのかな。むしろオトナの方が、階段から落ちたり頭をぶつけたりしそう。

アジトで遊ぶ娘のこの笑顔。コンクリートの箱のような我が家ではなかなか見られないもんなぁ。我が家の次のリフォームに何か参考になるかもしれない。ケガしない程度に。