五輪・橋下イズム・消費税

ロンドン五輪開会式、テレビでは全く観なかったんだけど、エリザベス女王とジェームスボンドの共演やMr.BeanなどはYouTubeで観て、世界に通用するコンテンツがイギリスにいかに多いか、改めて思い知った。というわけで、先週気になった記事、ひとつめはこちら。

・London 2012 Olympics: the full musical playlist for the Olympic opening ceremony - Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/sport/olympics/9341231/London-2012-Olympics-the-full-musical-playlist-for-the-Olympic-opening-ceremony.html

音楽映画(と僕は思っている)『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督だけあって、さすがの選曲。これらを一枚のアルバムにしたらすごいだろうなぁ。でも今ならほとんどYouTubeで観れちゃうのか。

・オリンピック開会式が自虐芸なイギリス - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
http://wirelesswire.jp/london_wave/201207300254.html

ダニー・ボイル監督が開会式で伝えたかったのは、資本家と労働者からなるイギリスの庶民史だったという。ストレートな国威発揚劇にしないあたり、イギリスってオトナな国だなぁと。

・同一労働最低賃金の法則について (内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2012/07/26_1559.php

橋下氏は日本のサッチャーになるのか? ちょっと長いけど、引用。
『労働者たちが、同じ労働者の労働条件の引き下げに「ざまあみろ」という喝采を送るというのは、日本労働史上でおそらくはじめてのことである。
(中略)組合員というのは「非組織労働者」には与えられていない特権を享受している「ワルモノ」であるという物語に有権者もメディアも同意署名を与えた。
それが自分たちの死刑執行書に署名したことかもしれないということに誰も気づいていない』

・なぜ大学生は、消費税増税にあまり反対しないのか?〜世代間不平等に直面する学生たちの結論〜|株ニュースの新解釈|ザイ・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/21917

…ということは、今の社会保険費を100兆円からなんとか70兆円に減らして、消費税増税で税収を10兆円増やして、あとはどこかでもう10兆円歳出を減らせば、これ以上国債を増やさなくて済むんじゃない? カンタンな話。(カンタンじゃないって?)