撮り足りなさはトリで解消

furumachi2012-07-08

信濃川河口をトンネルくぐってこちら岸からあちら岸へ。港の風景や廃線跡などを撮り歩くはずだったのに、外は無情の雨。こうなったら"撮り"足りない気持ちを"鶏"を食べて解消するぞーと、開店早々の「せきとり」に向かったのでした。いや、晴れててもせきとりには行く予定だったんだけど。

7月7日の七夕に、信濃川河口界隈で行われた新潟フォトウォーク。トンネルを歩くのだから多少の雨でも大丈夫かなとは思っていたけど、ここまで本降りでほとんど外に出られないとは想像していなかった。トンネルの中で「水と土の芸術祭」の準備作業を眺めて、トンネルを往復して、両岸に建つみなとタワーに上って…。

うーん、これだけじゃやっぱり撮り足りないよね、と思いつつ、入船みなとタワーから歩いて懇親会会場の窪田町のせきとりへ。ここに来たらやっぱり半身のカラ揚げを食べないと、と席につくや人数分の半身揚げがずらり。みんなパシャパシャ撮りまくり。もうこちらの方がフォトウォークのメーン?ってくらい。

ひと通り撮り終えてから、大ジョッキでカンパーイ。この半身揚げ、半身分だけあって食べごたえがある。しょっぱさとカレーの風味でビールが進むわぁ。タレカツ丼やイタリアンに比べるとまだメジャー感が足りない印象だけど、名古屋の手羽先にならって食べ方指南書とか作って盛り上げたいねぇと、ムシャムシャ。

食べて飲んで、外に出てもまだ明るい。そう、きょうはこれで終わりじゃないんさー。ここから雨のなかを歩いて30分、たどり着いたのはもうひとつのシモの名店、古町10の「喜ぐち」。7月7日ということで、毎月7のつく日に有志で集まっている「喜ぐちの日」へ予定どおり流れ込んだのでした。

喜ぐちでは、これも新潟のソウルフードと言ってもいいかな、何しろたくさん採れるのに地元で食べてしまうものだから県外への出荷額は少ないという、枝豆が登場。そしてビールは(なぜかジョッキにはAsahiと書かれているけど)先月サッポロビールから発売になった新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」。プハーッ、美味い。

こうしてちょっと新潟度濃いめなフォトウォークとなったのでした。FlickrInstagramで「#npw20120707」を検索すると、みんなが撮った写真が見つかるはず。歩いている写真より、ビールや半身揚げ、餃子、タンメンなどの写真が多いのはご愛敬ということで。

次回の新潟フォトウォークは8月25日の予定。旧暦の七夕の翌日ということで、七夕のリベンジができるかな。どこを歩くか、そして何を食べて飲むか。楽しみ。