まぶしいほどカラフルな街

furumachi2012-06-22

新潟はモノクロの街と思っていたけど、実はこんなにカラフルな街だったとは。青空に白山神社の朱色の鳥居が映えること。今年は前厄だったんだけど、すっかり厄も払われた気分。

白内障手術から一夜明け、明るい朝を迎えた。きのうまでかすんでいた右目はすっかりクリアな視界になり、それどころか白内障になる前よりよく見えて、もうメガネもいらないくらい。メガネはかけずに、まぶしいのでサングラスをかけて眼科医院まで2キロの道のりを歩いて行った。

視力をはかったら、裸眼で右目はなんと1.2。これには驚いた。もともとちょっと乱視もあったのか二重三重に見えていたのも、しっかりはっきりくっきり見える。これまでピントの合わないスマホで撮っていたのが、一気に一眼レフにしたような、そんな見え方。人工レンズ、すばらしいなぁ。

ただ、ここは単焦点レンズの悲しいところ。遠くははっきり見えるのに、近くはぼけぼけ。近眼のままの左目とアンバランスなこと、この上ない。視力が安定してくると近くにピントが合うようになるとのことだけど、「でもメガネは作り替えることになるでしょうねぇ」と先生。

帰りも歩いて帰ってきたんだけど、街並みがカラフルに見えること。小林よしのりさんの白内障体験記「目の玉日記」も、手術が終わって目が見えるようになったシーンだけ、印刷がカラーになっていたんだけど、ホントそんな感じ。もう世界が違って見えるの。

そもそも手術翌日に眼科医院まで歩いて行けるなんて、ちょっと想像していなかったなぁ。白山公園やカミフルを歩いて、コメリ書房に寄って、古町のナイルでお昼にカレーを食べて…と、何だか普通の平日休みを満喫してみたりして。