「先端」を作る人に出会った

furumachi2012-05-19

スピード感と疾走感。まわりの人を一気に引き込んでしまう軽やかな雰囲気。世の中を変えていく人って、こういう人なんだろうなぁ。

Twitterなどソーシャルメディアを使うユーザーが集まる「新潟ソーシャルメディアクラブ(NSMC)」が、土曜日に行われた。今回は「Beatrobo」という音楽サービスを立ち上げた浅枝大志さんをゲストに、ビールを飲みながらいろいろなお話を聞いた。

このBeatroboというサービスはFacebookと連動して、友達が「いいね!」したアーティストのPVが次々流れるというもの。スマホ対応はまだということで僕はほとんど使っていなかったんだけど、今回のお話でスマホ対応のさらに先を行く構想があることを披露してくれた。それはガジェット。

キーホルダーサイズのロボット型ガジェットをiPhoneなどのイヤホン口に差し込むと、Beatroboのプレイリストを自動で取り込んでくれるという。昔、カセットにお気に入りの曲を入れて、友達に貸したりした人いるでしょ? そんなことがこのガジェットで気軽にできてしまう。

クラウド上でもガジェットでも、自分と友達の好きな音楽が気軽にシェアできるこのサービス。しかも技術的には音楽だけでなく写真などもシェアできるという。音楽で人と人をゆるやかにつなぐというのは新しい何かを生む予感がする。このガジェットを名刺がわりに持ち歩くなんてことも?

なぜロボットか?なぜ英語版のみなのか?など気になる部分は、参加者のからさわさんがいち早くブログに詳しくまとめてくれている。ロボット型ガジェットの写真も。
・からさわブログ: 新潟ソーシャルメディアクラブ10回に初参加レポート #nsmc
http://y-karasawa.blogspot.jp/2012/05/10nsmc.html?spref=tw&m=1

頭の回転がとても早くて、(いつになく)次々会場から飛び出す質問攻撃にもジョークを交えながらバンバン答える浅枝さん。この「ジョークを交えて」というのが、いろんな人を巻き込む上で大事なんだろうなぁ。先端を行くような話でも、これで一気に引き込まれてしまう。

13歳までアメリカ育ちだったというのも影響しているのかな。新潟育ちだって同じノリで物事進めてもいいはず(できないけど)。そういう意味でも、実に刺激的な会だった。