Facebookでパーティーが加速

furumachi2012-05-07

「あっちで『いいね!』、こっちで『いいね!』しているうちに、こういう会が開かれることになった。Facebookアラブの春ならぬ母校の春を起こしてくれた」。恩師のこの言葉がすべてを言い表していたと思う。

このGW中に行われた高校の同窓会。今年の正月の同窓会で十数年ぶりに再会したメンバーが、Facebookで交流し始めたのがそもそものきっかけだった。

正月の同窓会の後、いつの間にかFBに同期卒業生のコミュニティができ、ここで話が盛り上がり、早くも3月には東京で2回目の同窓会。その後このコミュニティに高校時代の体育の先生も加わり、このGWには先生にも来ていただいてまたまた同窓会が行われたというわけ。何?この早い展開。

もちろん集まった全員がFBをやっているわけではない。でもFBの同期卒業生コミュニティ(FBでは「秘密のグループ」というんだっけ)があったから「また集まろうよ」とすぐに話が盛り上がったと思う。「集まろう」と書き込んだ時点で、コミュニティの中ではもう同窓会が始まっている感覚。

ソーシャルメディアにもいろいろあって、Twitterは知らない人のところにポンと飛び込める気軽さがあるし、ブログは自分の日常や考えを地層のように重ねていく感覚がある。Facebookはリアルの展開にパッとつなげやすいというのが大きな特徴のように思う。この同窓会のように。

リアルの展開につないでいく場面では、「秘密のグループ」が大いに役に立つ。先月ソーシャルメディア仲間で開いた結婚祝いサプライズパーティーの時にもそう思った。

主役のお二人には行きつけのお店の新メニュー試食会に来ていただくということで段取りし、一方で秘密のグループではメンバーが着々と準備を進めていた。お二人の似顔絵スライドを作る人あり、自作のウェディングキャンドルを用意する人あり…。皆さん、いろんな得意分野があるんだなぁ。

パーティー開始の瞬間まで完全サプライズだったので、開始直前のみんなのドキドキ感はすごかった。試食会に来た主役のお二人を迎えたのはクラッカーと大拍手。サプライズパーティー大成功というわけで、大盛り上がりに盛り上がった。今でもこの時のことを思い出すと、自然と笑顔になる。

ちなみにこのサプライズパーティーのコミュニティは、サプライズではなくなった時点で「秘密のグループ」から「公開グループ」になり、主役のお二人にも舞台裏が披露された。こんな使い方があるんだなぁ。パーティーが終わっても、こうして余韻が続いていくのがまた面白いところ。

さてさて、Facebookで急展開した高校の同窓会。恩師もあいさつで話されていたように「母校の春」が夏、秋へと続いていくのかな。秘密のグループでまだ余韻が続いているところを見ると、また近いうちに何かありそうな予感がしている。