シェアハウスという生き方

furumachi2012-04-30

自宅を何人かでシェアして貸す。そしてオーナーはこの家賃分で、タイを拠点に夫婦2人で暮らす。サラリーマンの僕には縁遠いけど、こんな生活が実際できるんだなぁ。

東区にできたシェアハウス「ギークハウス新潟」の「無限カレー」というイベントに行ってきた。ギークハウスとは、エンジニアやクリエイターなどインターネットやコンピュータが好きな人のためのシェアハウス。「カリスマニート」のphaさんが提唱し、今では全国に20ヵ所以上あるという。

「カレーが食べられるって」「南国で暮らせるかもよ」と言いくるめて、家族連れで行ってみた。待ち合わせ場所から歩いて向かったのは、築35年のフツーの民家。ここにフリーランスの人や学生さんなどが共同生活しているという。オーナーさんがギークハウスを始めた経緯はブログに詳しい。
・僕がギークハウスを作りたかった8つの理由 | ギークハウス新潟(ギー潟)
http://www.geek-niigata.com/?p=84

海外生活が長いオーナーさんの話は、実に刺激的だった。ここから先はいつか役立つかもしれないので、自分用メモ。
・タイのプーケットは日本の物価の4分の1くらい。月2万円以下で、お手伝いさん付きのコンドミニアムに暮らせる。
・ネット回線はADSL。ただしプロバイダの関係で時々回線がダウンするらしい。携帯は3Gが最近始まった。
プーケットは600人くらいの日本人が暮らす。10月から3月のベストシーズンには日本人の数が倍近くになる。
・心配な医療費は6ヵ月までなら旅行保険が適用できるので、半年ごとに一時帰国するならこれで問題ない。
・日本との往復はLCCエアアジアで羽田-クアラルンプール(KL)間が1万円。KLからプーケットも数千円。
・マレーシアはタイよりは物価が高く、日本の3分の1くらい。クアラルンプールは東京並みの大都会。日本人も多い。
シンガポールの大学へ進学できるのは超エリート。タイの大学も授業はオール英語で行われ、世界で活躍する人材を多く輩出している。
などなど…。遠く感じていた東南アジアが一気に近くなった感じ。特にクアラルンプールへ1万円で行けるというのは驚いた。新潟東京間と変わらないじゃないか。

無限カレーということで、手作りカレーを食べながらいろいろ話を聞いた。このカレーがまた結構美味い。ウチの子もしっかり完食。タイで暮らすとカレー作りも上手になる?と思ったら、クックパッドに載っていたレシピらしい。さすがギーク。無限カレーは5月6日まで毎日やってるみたい。

「コンセプト型シェアハウスは地方の空き家対策の一筋の光明と思っている」と、オーナーさん。いま僕が住んでるおんぼろビルも、空きスペースで何か始めてみようかな。コワーキングとか「Roomstay」とかいろいろな動きが出始めていることだし。