今年もバンブーハウス登場

「何じゃこりゃ?」 近くを歩く年配男性がつぶやく。まるで宇宙から飛来したかのようなこのカタチ、無理もない。

でも中に入ると、まるで森の中みたいに落ち着くんだよね。竹だけでできているから、木々の中にいるような感覚。小窓から外を覗くと下には信濃川の水辺が間近にあって、川岸に打ち寄せる水の音もかすかに聞こえる。都会の真ん中にいながら自然を感じられる空間が心地いい。

今年も信濃川やすらぎ堤に、台湾のアーティスト王文志さんの「浴火鳳凰」、通称バンブーハウスが登場した。2009年の水と土の芸術祭の時もやすらぎ堤に作られて、かなり人気だったこの作品。今年も夏に行われる水と土の芸術祭に向けてひと足早く登場することとなった。

夜はライトアップもされるそうで、夕方からの時間帯も気持ちよさそうだ。ついビールでも片手に長居したくなるけど、残念ながら「禁酒禁煙」の貼り紙が。考えることはみんな一緒かぁ。