新潟ビギナーも喜ぐちの日

学生で横浜にいた頃、春は多くの人が進学などで初めて首都圏にやって来る季節だった。大学だけでなく街にも、どことなくフレッシュな雰囲気があふれていた。

新潟にも、進学や就職、転勤などで「新潟ビギナー」がやって来ているはず。でも街などでもフレッシュな雰囲気を今ひとつ感じられないのは、僕自身がもはやフレッシュとはほど遠いからなのだろう。この春、何人くらいの新潟ビギナーがこの街に来ているのかな。

17年前に就職で新潟に帰ってきた時のことを思い出すと、何となく寂しい気持ちが大きかった気がしている。実家のある街に帰ってきたと言っても、学生時代とは違って、仕事や旧友以外のネットワークはほとんどなかった。情報があふれかえる首都圏に比べて、新潟は情報も少ないと思った。

この春新潟に来た新潟ビギナーも、もしかしたら同じような寂しさを感じている人がいるかもしれない。ソーシャルメディアの登場で新潟でも情報が増え、読書会や朝活、オフ会などいろんなつながりのできる機会が多くなっている。せっかくの新潟生活、気軽に参加してみるといいと思う。

気軽に参加しやすいのはやっぱり飲み会かな。明日は古町10の「喜ぐち」で、Twitterで知り合った有志10人前後が集まる飲み会がある。喜ぐち好きが集まるいわゆるオフ会で、年齢も職業もばらばらな異業種交流的な面もあるのだけど、ひたすらゆるい雰囲気で飲んだり食べたりしている。

もともとは、うちの近所で飲みたい+シモ古町に楽しい人が集まってほしいと思ったのがきっかけだった。「喜」の字にちなんで毎月1回7のつく日に集まって、明日で24回目となる。これだけ続いているのも「酒場放浪記」にも登場したこのお店の魅力に尽きると思う。
・#432 新潟「季節料理 喜ぐち」---吉田類の酒場放浪記
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/432.html

明日も10人前後が集まるのかな(ちゃんと出欠をとっていない)。今からでもTwitterで「#kiguchi7」をつけて「行きます!」とつぶやけば、エントリー完了(ゆるい)。いきなり明日はちょっと…と言うなら、来月も7のつく日にやるはずなので「#kiguchi7」を要チェックということで。

そうそう、お店の雰囲気はフレッシュな雰囲気とはほど遠いのであしからず。いい意味で、昭和の香り。