4,000円で最大5軒はしご酒

furumachi2012-03-30

3月末が使用期限ということで、せき立てられるように一晩で4軒のお店を巡って歩いた。ちょっと慌ただしかったけど、初めてのお店がほとんどということもあって、新鮮で面白かった。

弁天・万代の29店舗が初めて共同で行った「ぶらりはしご酒」。4,000円で冊子を買うと、各店で料理とお酒が楽しめるチケットが5枚ついてくる。チケット1枚800円相当で、そのお店のおすすめメニューとドリンクが楽しめる。お店にもよるけど、かなりお得感のあるイベントだ。

まず1軒目に行ったのが「博多もつ鍋処あべ」。ここはチケット2枚で、もつ鍋と小鉢、ドリンクがセットになる。はしご酒のスタートにふさわしい(というか、普通ならこれで十分お腹がふくれる)ボリューム感。本当はビールもう1杯!と言いたいところだったけど、我慢して次のお店へ。

次は流作場五叉路に面した「山雅亭」。ここは岩船港直送の海鮮自慢のお店だそうで、もつ鍋のボリューム感を箸休めする感覚で小鉢2品と生ビールをいただく。特別に出してくれた「なめろう」が絶品で、競争の激しい駅前界隈で長年愛されてきた理由が分かったような気がした。

続いて、ここも海鮮居酒屋の「九兵衛」。チケット1枚で、刺身にのっぺに生ビールと、今回行った中では一番リーズナブルだったかも。そして最後が「福わうち」の手羽盛と生ビール。いろいろ行ったけど、この手羽盛が一番美味かったかな。いかにもベタなビールメニューという感じで。

以上、約3時間で4軒のお店を巡り、おなかもアルコール的にも大満足。いいイベントだわ。お客は格安で多くのお店に行けて満足、お店は損はしないで新規客が呼び込めるチャンス、街全体としても賑わいにつながる、と三者WinWinWinの関係になれるのかも。

ざっと計算すると各店数万円ずつ出し合えば、この手の冊子は作れるはず。仮に700冊売れれば売上は280万円だから、29店で均等に使われたと仮定すると1店あたり10万円近い売上になる。これ、古町でもできないかなぁ。連休明けの閑散期などなら、結構効果的なんじゃないかと思うけど。