シモ古町と秋葉原の共通点

furumachi2012-03-18

古町11の商店街にひっそり隠れるようにたたずむ秋葉神社。火除けの神社として町内を火事から守るこの神社が、東京の秋葉原との共通点だ。

先日行われた「ブラタモリ」プロデューサー尾関憲一さんの講演会は、番組の放映シーンを一部上映しながら進められた。その中で紹介されていた秋葉原の回。秋葉原にはかつて、江戸の町を火事から守る秋葉神社があり、そこから秋葉原という地名がついたのだという。ほー、そうなんだ。

今ではすっかり電気街というよりオタクの街として名高い秋葉原だけど、かつてはここに神田川から運河がひかれ、東北地方から薪炭や米などが陸揚げされて秋葉原貨物駅に運ばれていたそうで、東京と東北を結ぶ物流の拠点だったという。

そこで思い出したのが、我が家近く、西堀通りに面した牛乳屋さん。ここはもともと燃料屋さんだったそうで、西堀の水運で運ばれた炭を売っていたのだとか。かつての新潟の町では、堀が炭など街の燃料の物流も担っていたわけで、こんなところも秋葉原とのちょっとした共通点だったりする。

にぎやかさでは大きく違う秋葉原とシモ古町だけど、街の成り立ちは似ているところがあるのかも。そんなことを思いながら街を歩いてみるのも面白い…けど、この土日、我が家は子どもたちがインフルエンザB型にかかって、自宅軟禁状態。酒の陣にも行けず。街歩きもまた今度か…。うーん。