新潟は幸せに暮らせる街?

富山に岡山、青森、仙台、熊本、札幌、長崎…。それぞれ何となく分かるんだけど、こういう話題で新潟が出てくることってないよなぁ。結構住みやすい街だと思っているんだけどな。

「現代ビジネス」というサイトにこんな記事が載っていた。
・真剣に考えた! 日本全国安心して 幸せに暮らせる町はどこ? - 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31623

瀬戸内海沿岸の温暖な気候はいいなぁと思うし、仙台の「町の規模がほどよい」というのも分かる。でも新潟市だって、自然環境と街のバランスはいいし、食べ物は美味しいし、東京へのアクセスもいい。他の街に負けないくらい幸せに暮らせる要素はあるはず。でも「住みたい街」のランクなどでも、上位に来ることはない。

新潟市=雪のイメージがあまりに強いのかな。例えば「新潟県湯沢町で○メートルの積雪」とニュースで聞くと、湯沢より北にある新潟市はもっと雪が多い、と思う人もいる(笑い話っぽいけど、実際いる)。東京の人に「新潟って北海道の次に寒いイメージ」と言われたこともある。

新潟市の街のイメージがちゃんと伝わっていないんだろうな、と思う。というか、そもそもイメージがないのだろう。だから新潟県のイメージがそのまま新潟市のイメージになって、大雪の街という間違ったイメージになってしまっているような気がしている。

このままではいけない。新潟市も街のイメージをちゃんと構築して、うまく伝えていかないと。実際「住みたい街」ランク常連の仙台や札幌、金沢、福岡には、確立した街のイメージがある。「街の魅力はイメージが9割」と思っている。実際の魅力以上にイメージって大事なんじゃないかな。

でも、ここ数日の新潟市は雪のイメージでも仕方ない感じ。雪が降っても、駅や商店街、市役所、病院など主要施設がコンパクトな街なかに集中してて、しかも屋根伝いに濡れずに行き来できるならまだいいんだけど…。これを実現してる仙台って、やっぱりいい街なんだなぁ。新潟市との違いをここでも見せつけられたような。