郷土愛はあるけどマゾ?

地元新潟のネタ、特に自虐的な内容を書くとアクセスが伸びるこのブログ。きのう「痛快なほど地元にダメ出し」というエントリーを書いてからのアクセス数(UU)は、普段の倍以上になっている。もう、みんなマゾなんだから…。

土曜日の越智敏夫教授の講演で、なるほどと思ったのが質疑応答の場面。新潟はダメな部分が多いけど、という前提で「でも生まれ故郷の愛媛はもっと閉鎖的。新潟はこんな(よそ者の)人間をよく(新聞やラジオで)使ってくれるものだと思う」と答えていた。あー、たしかに新潟ってそういうところがあるかもしれない。

田舎だから閉鎖的な面はあるし、すぐに人と仲良くなれないかもしれないけど、でも外から来た人のことは気になってしまう。警戒モードとかではなく、単純に外から来た人が言うこと感じることが気になるというか。ちやほやするわけでもなく、あくまで自然体なんだけど。そういう感覚がこの街にはあるんじゃないかって思っている。

港町ならではの感覚なのかな。外から来た人が新しい情報をもたらしてくれる、という感覚が無意識のうちにあるのかも。

学生時代に横浜で暮らした時、街の規模とかは全然違うんだけど新潟っ子とどこか似たような感じがあるかも、と思った。ただ横浜っ子は郷土愛というかプライドも強いように感じた。そこは新潟とちょっと違うかな。新潟は郷土愛はそれなりにあっても、プライドはそれほどない。何か言われてもへらへらしている。

プライドはないから、越智教授みたいに次々繰り出すダメ出しにも「もっと言ってー」くらいな感覚になっちゃうのかもね。やっぱりマゾ。

以上、完全に個人的な感想なので、どこかでちゃんと統計を取ってマゾとかプライドがないとか言ってるわけではないのでご承知置きを。ただ、へらへらしているだけじゃ、そろそろ本当にダメになっちゃうかもね、くらいには思っている。