西堀飲食店街は勇気が必要

furumachi2012-01-18

こういうところって初心者には難易度が高いけど、居心地のいい吉田類的な世界が広がっているのかも。でも今回は引き戸を開ける勇気が少し足りなかった。

きのう行われた今年最初の「喜ぐちの日」。今年は古町界隈の小路を探索する年にしようと(勝手に)決めて、喜ぐちに行く前に先日ブログに書いた六軒小路などを歩いてみた。寒かったけどやっぱり小路の雰囲気はいいなぁと思いながら、古町10の喜ぐちに向かう途中に目に入ったのが「西堀飲食店街」の店構え。

西堀通りから市美術館に向かう角のかなり年季の入った長屋に、飲食店がずらりと並ぶ。かつて西堀にあった堀の脇に並んでいた屋台が、堀の埋め立てとともにここに集められたという話を聞いたことがある。ずっと気になっていたけど、お店に入ったことはないなぁ、と思ってFacebookTwitterに書き込んでみた。

Twitter / あんでぃ @furumachi
きょうの「喜ぐちの後でブラ小路」は、勇気を出してここに潜入かなぁと妄想中。 http://t.co/x7vlJJSl
1月17日 20時24分 twiccaから
http://twitter.com/furumachi/status/159234650391318528

するとFacebookで15人の「いいね!」が集まった。これは行くしかない、というわけで喜ぐちに集まったメンバー4人で行ってみることにした。

昼間は薄暗くてうちの子どもたちがトンネルと呼んでいる通路は、夜になると意外に明るい。この長屋と隣に続く「八柳会」合わせて20軒ほどのお店があるようで、通路の両側に連なる引き戸の向こうからは、お客さんの笑い声やカラオケの音。年季の入った見た目に反して、結構はやっているみたい。昨夜は寒くて古町界隈は閑散としていたんだけど、ここは異空間。

通路まで響きわたるカラオケの音を聞く限り、常連さんの世界という感じもする。お店ごとの情報も全く分からないディープゾーン。2往復ほどしたんだけどお店の引き戸をがらりと開けてみることもできず、結局よく行く古町8のショットバー「カマラード」へ行くことにした。

「やっぱり慣れたお店は落ち着きますね」とカンパリモヒートで乾杯したけど、「いいね!」してくれた15人にちょっと悪い気もする。次回はFacebookイベントで西堀飲食店街ツアーを立ち上げてみようか。15人集まるかな。