外から目線で地元再発見

きのうは「新潟の芝も青い」って書いたけど、冬の新潟は空も海も山も街さえも、青というよりは灰色ベース。見事にモノクロームな風景に、正直ちょっと憂鬱になってしまうんだけど…。

でも、有名ブロガー和田亜希子さんが年末に新潟市を訪れて、朱鷺メッセ展望室から街を眺めた印象をこう書いている。

『自分が滞在していたわずか10分ちょいの間に、天候がころころ変化した。強い風で横殴りの霰が降ったかと思うと、いきなり青空が広がったり。光がさすと、日本海の色も変化する』
・新潟で「信濃川クルーズ」そして朱鷺メッセ展望室へ---わだぶろぐ
http://wada.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-3c02.html

冬の新潟市は風が強いからか、降ったりやんだり晴れ間がさしたりと天候がころころ目まぐるしく変わる。ついつい地元に住む僕なんかは冬の北風や曇天を嘆いてしまうけど、外からの視点で見直してみるとこれも我が街の個性のひとつなんだなぁと思う。

さらに和田さんはこうも書いている。

『展望室からの眺めは見事だった!
日本で一番長い川、信濃川
その下流は川幅もかなりあり、大きくくねっている。
橋もいくつもかかっていて、その両脇に人口80万人の大都市が広がっている。
なかなかどうして、見ておく価値ある眺めだ』

見慣れた信濃川日本海の交わる風景を「見ておく価値ある」と紹介されると、やっぱりうれしい。住む街のいいところを再認識するには、上から目線ならぬ「外から目線」が大事なんだなぁ。つい見どころがないとか言ってしまいがちだけど「ないものねだりより、あるものさがし」でいきたい。

でもやっぱり、空や海はモノクロームより青い方が好きなんだけどね。