新潟古町の小路を攻める

furumachi2012-01-04

那覇、仙台と見てきて隣の芝は青いと思ったけど、新潟だって青いはず。

古町界隈の小路のある街並みは、那覇のマチグワーや仙台の横丁に負けない魅力があるとひそかに思っている。特に古町通8・9番町から東新道・西新道を経て東堀・西堀通りまでをつなぐ小路は、すれ違う人の肩が触れあうくらい狭い道に沿って多くの飲食店がずらり。

東新道や西新道を京都の先斗町に似てると言っていた人もいた。飲み屋街なんだけど、全国チェーンの居酒屋などがあまりないのも特徴的。小路の奥には、花街の歴史を今に伝える置屋や待合などの木造建築も数多く残る。これらの小路をあみだくじのように行き来しながら飲み歩くのが、古町の夜の正しい楽しみ方と思っている。

写真は、3年前にこのブログで「せきとり小路か、のみすけ小路か」と書いた広小路寄りの小路。古い長屋が続くこの雰囲気が好きだったんだけど、最後まで営業を続けていた「のみすけ」というお店が移転のため閉店。道路の拡幅で長屋は取り壊され、小路は姿を消すことになる。残念。
・CHANGE?2009
January 01 [Thu], 2009, 20:56
http://yaplog.jp/furumachi/archive/700

このほかにも古町8・9には多くの魅力的な小路があり、数えてみるとこの一帯に十数本はありそうだ。最近古町界隈の小路が見直されて案内板が立ったりしているけれど、この飲み屋街の小路にもちゃんとした名前があるのだろうか。いろいろ気になる。

今年はもう少し小路を攻めてみようかな。小路をひとつだけ選んで、その日はその小路にあるお店だけをハシゴしてみるとか。