チャンプルーな街は楽しい

furumachi2012-01-03

キラキラしたアーケードを一歩横道にそれると、見えてくる昭和の雰囲気ただよう横丁。このギャップがまたたまらない。

仙台の街なかの面白さは、駅ビルやアーケード街だけではない。アーケード街のすぐ脇にレトロな横丁が続いていて、飲食店や雑貨屋などが所狭しと軒を連ねている。写真1枚目はサンモール一番町の脇に続く「文化横丁」。さらにすぐ近くには、新潟の人情横丁をずっと大規模にしたような「壱弐参(いろは)横丁」がある。

那覇も街なかが元気な街だった。写真2枚目のように、マチグワー(街なかの市場)にはくねくね続く狭い小路沿いにびっしり様々なお店が密集して軒を連ねている。沖縄の言葉で言うと、スジグワー(狭い小路)にチャンプルー(ごった煮)な魅力があるという感じ。観光客の目には、大型店よりこちらの方が魅力的に見えた。

このマチグワーのチャンプルーな感じは、古町界隈でももっとあちこちにあればいいのに、と思っている。例えば増え続けている青空駐車場などにも輸送用コンテナを並べ、チャレンジショップみたいな感じで出店者を募集して、様々なお店をチャンプルーした一角にしてみるとか。

大きな投資をしなくても、街の楽しさを増やす仕掛けがあちこちにあればお客さんも戻ってくると思う。どこかやってくれないかなぁ。