違いすぎる仙台と新潟市

furumachi2012-01-02

噂には聞いていた仙台の初売りだけど、想像以上の賑わいに驚いた。仙台駅から続くアーケード街はこの通り、人人人。

仙台の商店街はよくできているといつも感心する。JRの駅ビルから中央通・一番町とアーケード街がTの字状に続き、その長さは1.5キロにもなる。主要な大型店や路面店はほぼこのアーケード街に軒を連ね、ここを行きかう人の数は、多いところで平日で4万人以上、休日は5万人以上にもなるという。

新潟だって、新潟駅から万代、古町へとTの字状にアーケード街でつなげば同じような感じになるんじゃない?(信濃川をどう渡るかは置いといて)と思ったこともあったけど、仙台はこのアーケード街に地下鉄が直結し、さらにはすぐ近くには県庁と市役所があり、大学も市内中心部に点在している。もう街の構造からして違いすぎる。

仙台の初売は「年初に行われる旧仙台藩領内の伝統行事」で、「江戸時代からの商習慣として国から認められ、特例として他地域より豪華な景品を付けることが可能になっている」のだとか。商売熱心な藩だったようで。
・仙台初売り
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%88%9D%E5%A3%B2%E3%82%8A

この賑わい、納得である。アーケード街周辺の青葉通、広瀬通、定禅寺通は大渋滞。駐車場もどこも満車で、クルマのナンバーを見ると、宮城や仙台はもちろん、福島、山形、岩手など近県からも多くの人を集めていることが分かる。ここも新潟市との大きな違い。

というか、仙台と新潟市ではあまりに違いすぎて、何かで埋められるというものではない気がしてしまって。多くの税金をかけて古町に大きな投資をしたところで、果たしてどうなんだろうって。なんか新年早々、 ちょっと後ろ向きですみません…。