沖縄で買った沖縄本を読む

furumachi2011-12-27

沖縄より20度近く気温が低い新潟駅に5日ぶりに降り立ち、ゆるんだカラダが引き締まる思い…と言いながら、読んでる本は下川裕治氏ら編著の「沖縄ナンクル読本」だったり。

きのう迷路のような牧志公設市場周辺を歩き回っているうちに見つけたのが、市場ではちょっと異色な古本屋さん。もともと「日本で一番狭い古本屋」として知られていたところを、ジュンク堂書店に勤めていた女性が後を継ぎ「市場の古本屋ウララ」として先月オープンしたばかりという。

「一番狭い」と言っていた頃よりは少し広くなっているものの、小ぢんまりとした店内には店長さんのこだわりの古本がずらりと並ぶ。いいなぁ、この雰囲気。新潟の本町市場でも誰かやらないかなぁ、古本屋さん。

沖縄本も何冊か並んでいて、これらのなかから購入したのが「沖縄ナンクル読本」。「沖縄病」に取りつかれた人々の沖縄移住記などが載ってて、今の気分としては危険な一冊かも。

レーシングカート場のオーナーさんは「仕事は何でも見つかるさぁー」と言っていたけど、さすがにいろいろ考えると、移住という選択肢はありえないと思っている。でもこうして沖縄に行けば、新潟暮らしで縮こまってしまったカラダとアタマをゆるめることができる。こう思えるだけで、生活が軽くなる。

次はいつ沖縄へ行けるかな。それまではいろんな沖縄本を読んで新潟〜沖縄とアタマの中で二重生活し続けられたら、と思っている。

明日からまた会社だし、現実に戻していかないとなぁ…と思いつつ、実は2日間会社に行った後は、今度は福島浜通りに向かうんだけど。