海中で見た魚が市場に並ぶ

furumachi2011-12-26

「この青い魚、さっき海の中で泳いでいたよね」と、うちの子どもたち。観賞魚のように鮮やかな青い魚が市場にずらりと並ぶ光景は、たしかにちょっとショッキングではある。

沖縄4日目。ずっと曇りベースの変わりやすい天気が続いていたけど、今日はようやく青空が広がった。ビーチに太陽の光がそそぐ。そう、この風景が見たかったんだよ。よかった、晴れてくれて。

早速、風と波が強くて断念していたグラスボートとブセナ岬の海中展望塔へ。海の中には、澄んだ水と色とりどりの南国の魚たちの世界が広がっていた。特に、海中展望塔は海底4mの展望フロアからガラス越しに多くの魚たちが見られて、本当にこれ天然の魚なの?と疑いたくなるくらい。
・ブセナ海中公園・海中展望塔
http://www.busena-marinepark.com/observatory.html

続いて高速道を飛ばして、ずっと行ってみたかった那覇の市場へ。牧志公設市場を中心に網の目のように広がるアーケード街は、魚屋さんや肉屋さん、土産物店などが所狭しと立ち並ぶ。新潟で例えると、古町5−7モールとぷらっと本町、その間をつなぐ小路の辺りをちょっとゴチャゴチャっとして、いろんな店をギュギュッと詰め込んだ感じ。古町界隈がこんなだったら面白いのになぁ。

市場で売っているものも独特で、魚屋さんには鮮やかな青や赤の魚たちに、とにかく大きくてド派手なエビやカニなどなどが並ぶ。どうやって食べるのか、ちょっと想像しにくい。肉屋さんには切ったままの豚の足が積み上げられてるし。僕は見つけられなかったけど、豚の顔面を売っていたりもするらしい。食文化の違いに圧倒される。

食べてみると美味しいとは思うんだけどなぁ。魚屋さんで売られてたハリセンボンなんて、つぶらな瞳で見つめられて目が合っちゃうし。