怪しい街に美味い店あり

furumachi2011-11-23

昭和新道。こういう雰囲気の街は新潟ではここくらいだろう。幸い?個人的には全く縁のない街だけど、こういう街が存在すること自体は悪くないと思っている。それにほら、こういう街の近くには結構おいしいお店もあったりするわけで。東京浅草の北の方とか、大阪新世界の南の方とかもそう。

昨日行ったのは、東堀通りと昭和新道の間をつなぐ狭い小路の奥にあるお店「きね」。
◇きね|居酒屋[中央区]|新潟グルメガイド(新潟県内5000件のグルメガイド)|トクだね!こまち
http://www.week.co.jp/ngg/123187/
小路に入る時にはちょっと勇気がいるけど、入るとすぐ見える昭和な店構えはそれだけで何か期待させてくれる雰囲気がある。

1階はカウンターが4席ほど、急な階段を上った2階の座敷は最大8人程度と小さなお店だけど、店内は小さなお店には似つかわしくないような大きな冷蔵庫があちこちに置かれている。魚好きが高じて始めたというこのお店、きっと冷蔵庫には新鮮な魚がいっぱい入っているのだろう。これは期待大だ。

写真はお通し。いくらが絶品で、ここで早くも魚介類へのこだわりを感じる。続いて出てきたのが、新鮮なキンメダイの切り身と大きな海老が豪快に入った鍋物に、これぞ真骨頂というべきお刺身。早くもビールで酔ってしまい写真がないのが、いつものことながら申し訳ない。庶民的な店構えで、この味。堪能させていただきました。

メニューには、刺身や魚介類ばかりでなく「サッポロ一番塩ラーメン」などというまさに庶民的なものも。値段は400円。これ、鯛めしと同じ値段なんだよね。気になるなぁ。普通のサッポロ一番なのかなぁ。鯛めしも気になるし…。ご飯ものが充実しているのはうれしい。

場所は東堀通りの焼き鳥屋「みやこや」の脇の小路を入ったところ。焼き鳥から魚介類へと、小路に沿って華麗にハシゴするのもよさそう。さらに小路を奥に行けば、昭和新道の「泡の国」へもハシゴできてしまうこのロケーション。ここから先はお好みで、という感じ。