新潟発のノートを買う

furumachi2011-10-25

「これって、新潟産のノートなんですよね」と言ったら、店員さんに「でも作っているのは浅草橋なんですよ」とやんわり否定された。でも松之山の会社が販売しているのだから、新潟発ということでいいと思う。

東京行きのついでに、雑司が谷のギャラリーで行われている「Thinking Power Notebook」の誕生3周年を記念した企画展に行ってきた。

Thinking Power Notebookというのは、富山大学非常勤講師の竹村譲氏とアスキー総合研究所の遠藤諭氏(長岡市出身)が、大学ノートの老舗メーカー「ツバメノート」に依頼して作ったノート。十日町市松之山のリュウドという会社が2008年から販売している。
Thinking Power Notebook
http://thinkingpower.jp/

企画展ではノートの表紙イラストを描いているYOUCHANさんの原画が展示されているほか、フリスクサイズから今回の企画展で発表されたA3判まで様々なサイズのノートが展示販売されていた。サイズバリエーションの豊富さはこうして並ぶと圧巻である。

これらの中からA6判のノート「フューチャー」を買ってきた。もともと、新潮文庫の「マイブック」に始まり、コクヨの文庫本ノート、ショウエイドーのA6判ノートと、かなり長年にわたって文庫本サイズのノートをメモ帳として使っている。この歴史にThinking Power Notebookが加わることになる。

Thinking PowerのA6判ノートがこれまでの文庫本サイズのノートと違うのは、A6横サイズで使えること。毎日メモ帳として使ってて、横長の方が実は使いやすいのではないかと感じていた。5mm方眼で、1ページずつミシン目が入って切り取れるのもいい。書き味はツバメノートだから間違いない。使うのが楽しみだ。

さて、この企画展を行ったギャラリーがまた僕の個人的趣向にぴったり合致してわくわくしてしまったのだけど、このことは次回にでも改めて。