新潟とつながる東京カフェ

furumachi2011-10-24

東京ど真ん中のおしゃれカフェでも、新潟出身となるとどこかでつながりがあるものなんだなぁ。

今日は久しぶりの東京行き。用事を済ませてから、小伝馬町の「OnEdrop cafe(ワンドロップカフェ)」へちょっと遅めのランチに行ってみた。

ここは東京R不動産にも登場するCET(Central East Tokyo)のおしゃれカフェ。オーナーさんが新潟市の出身で、仕事でお付き合いのある方の同級生だというので、東京に行った時には立ち寄りたいと思っていた。

元整備工場を改装したという店内は天井が高く広々してて、ゆったりとソファでくつろいでいても適度に放っておいてもらえる雰囲気が心地いい。メニューには栃尾あぶらあげや村上の鮭の酒びたしなど、新潟を感じさせるものも並ぶ。僕が頼んだほろほろ卵のオムライスも美味い。オーナーの小松さんは不在だったけど、話しかけたスタッフさんも新潟出身という。

「新潟のどちら?」「オギノ通りです」「おー、すぐ近くだ。ということは寄居中だから、会社の○○先輩のことも知っていたりして」「○○さん、元気ですか? 以前古町で働いていた頃、よくお店に来てました」「古町で働いていた? どちらのお店?」「ガブルっていうんですけど」「え!ガブル?」と改めて顔を見て、あっ!と気がついた。

この方、以前会社の先輩後輩らとよく入り浸っていたお店で、一時期スタッフとして働いていた方だったのだ。僕も何度か行って会ったこともあるはずなんだけど、しばらく気がつかなかった。7〜8年前に東京へ出てきて、今はOnedrop cafeで働いているのだという。何という偶然。それにしても、もう7〜8年も経っているんだっけ…。

時間と空間を超えて、アタマの回路がピピッとつながる。ここはたしかに東京なんだけど、話しているうちに何だか新潟にいるような気さえしてくる(店内には「新潟美少女図鑑」も置いてあるし)。街の雰囲気も、東京らしいキラキラ感というより質実剛健な働く街という感じ。違和感がない。

古いビルを改装したギャラリーやショップが増えているこの界隈で、ライブやイベントなども行われ人々が集い交わる基地的存在となっているこのお店。新潟と東京の注目エリアをつなぐ存在にもなっているようで、少しうれしくなった。

Onedrop cafe
http://www.onedrop-cafe.com/