きっと虫パワー

お酒を飲んだとは思えないくらい、翌日朝も気だるい感覚もなく快調そのもの。やっぱり蜂の子が効いたのかな。

先日飲み会の席上、お土産でいただいた長野の珍味三種、イナゴと蜂の子とざざ虫。イナゴは食べたことがあるけど、蜂の子とざざ虫は食べるのはもちろん見るのも初めてだ。若干グロいかもしれないので、写真を直接アップするのはやめておく。興味のある方はリンク先の写真をどうぞ。

まずは、蜂の子の佃煮。
http://yfrog.com/meaxmvrj
甘辛く煮付けて瓶詰めになっている。見た目は何かの実みたい。食べてみても、食感も味もそう抵抗感はなく、蜂の子と言われなければ何かの実だと思って食べてしまいそう。でも、食べ進めているうちに一匹だけ腹に蜂のシマシマ模様がついているのがいて、やっぱり蜂なんだぁ、とゾクッとした。おいしくいただいたけど。

続いて、ざざ虫の佃煮。
http://yfrog.com/g0erebqj
こちらは佃煮になって原型をとどめていないんだけど、Wikipediaなどで見るともともとの姿形は相当グロい。この本当の姿は見なかったことにして、佃煮をパクリ。お、苦味がきいてて結構ウマい。味はアサリの佃煮みたい? お酒に合う感じ。

というわけで、どれもおいしくいただいた。もっともこうしてパクパク食べていたのは、飲み会参加メンバーのうち半分だけだったけど。でも、どれも結構高級品らしい。蜂の巣から幼虫を採ったり、厳冬の川原でざざ虫を採集したり、結構大変な思いをして作られているのだろう。

それに、特に蜂の子は栄養価も高いらしい。天然のローヤルゼリーをどんどん与えられて育つんだから、当然といえば当然か。蜂を見る目が少し変わった気がする。いや、道端で見かけたらやっぱり逃げるけど。

他にもどんな虫が食べられているのだろうと、ちょっとネットで調べたらタイの屋台で大きなタガメが大量に山盛りになって売られている写真を見てしまった。うーん、これを食べるのは勇気がいる。世界は広い!