町家の古本イベント

furumachi2011-09-06

古本と古い町家と古くて新しい商店街。時間がゆっくり流れるような雰囲気がいいんだろうなぁ。

日曜日に上古町のhickory03travelersの2階で行われた古本イベント、BarBookBoxに行ってみた。

ヒッコリーのお店の奥のいかにも古い町家風な急な階段を上ると、おばあちゃん家のようなどこか懐かしい空間に本箱とバーカウンター。BarBookBoxは「本とお酒の遊び場をこしらえて、世界のどこででも開店する本好きバーテンダーJunの移動式ブックバーイベント」だ。
http://ameblo.jp/barbookbox

奥では絵本の読み聞かせも。数え歌などを織り交ぜて、ちょっと懐かしい感じで進む読み聞かせに、うちの子も結構引き込まれていた。うちの子、普段は二人とも落ち着きがないんだけど、本は好きみたいなんだよね。いいことだ。

「本とお酒の遊び場」のメーンとなるバーカウンターでは夕方近くからお酒を出して、本とお酒を媒介にした空間が展開されたみたい。子連れでなければこちらも参加してみたかった。でもお酒を飲んであの急な階段を下りられるだろうか…。ちょっと自信がない。

ほかにも、古町3に7月オープンして行列のできる人気店となった「ふるまち謙'sBURGER」で古町スペシャルバーガーを食べたり、カミフルサイクルステーションで次に買う予定の自転車を眺めたり(輸入自転車が意外に安いのだ)、アーケードの下で飼われているメダカを眺めたり…。カミフルは不思議と何だか居心地がいい。

このカミフルのゆるい居心地のよさが、鍛冶小路を渡って古町モールに入ると同時になくなってしまうのが残念でならない。カミフルに比べると、古町モールって人の気配と自由がなくて硬質な感じ。舗装もきれいになったのに、何がいけないんだろう。きれいすぎるのかな…。