住吉行列メモ

furumachi2011-08-08

先日ここで、新潟まつり住吉行列のそれぞれの役どころが分からないと書いたけど、ちゃんとこれらを説明したパンフを白山神社が作って配っていた。3年も参加していたのに知らなかったなぁ。

このパンフによると、住吉行列の先頭は「供奉(ぐぶ)番組先導」。お神輿の守護に当たり、祭り行列一切を取り仕切るそうで、今回うちの子のチームが曳いて歩いた「万代鉾」はどうやらここに当たるみたい。

その後、「先太鼓・金棒」、住吉祭と書いてある「先額」、今回中学生チームが担いで歩いた「樽みこし」、舞鶴を意味する山車「纏(まとい)」、先導役、先太鼓、拍子木、住吉祭の旗、天狗さまの「猿田彦(さるたひこ)」、獅子舞などが続く。小学生の獅子舞人気はすごくて、順番に頭をガブリとしてもらっていた。みんなきっと頭がよくなるね。

行列はさらに、榊を乗せた「真榊台」、神座に飾る楯や矛などの「御神宝」、稚児の行列、笛や太鼓の「和楽伶人」と続き、いよいよ住吉神社のお神輿が乗る「御座船」がやって来る。

その後も行列は続く。神様をお守りする紋付き袴姿の「前大紋・後大紋」や「右大臣・左大臣」「随身」、宮司神職の騎馬、五色の旗、神様の召し上がる料理を入れる「唐櫃(からひつ)」、不測の事態の時に神様を覆う「錦蓋(きんがい)」などが続き、東西南北を表す青龍・朱雀・白虎・玄武の四つの神旗が行列の最後となる。

ここまで1キロにも及ぶ大行列。京都の祇園祭のような豪華絢爛な山車が出るわけでもなく地味といえば地味かもしれないけど、それぞれに役まわりというか意味があり、重ねた歴史がある。このことを分かっていると見方が変わるかもしれない。

というわけで、また来年。