神様からのおすそわけ

furumachi2011-07-25

これだけ豊かな時代になっても、なぜか盛り上がるのがお祭りの餅まき。日本人のDNAに何か埋め込まれている?

今日は、うちの町内にある秋葉神社の夏祭り。古町界隈の街区ができたのとほぼ同じ、350年もの歴史がある神社で、古町のシモの端で防火の神様として信仰を集めてきたという。以上、神社に置いてあった下町神社めぐりパンフの受け売りね。千年以上もの歴史がある相馬野馬追にはかなわないけど、小さな神社にもそれぞれ歴史があるものだなぁ。

大黒様のユーモラスな舞の後は、いよいよ餅まき。大黒様の打出の小槌から出た餅やお菓子が、神社に集まった老若男女に撒かれる。町内会費から出ているのかなぁ、などという無粋なことを言ってはいけない。あくまで神様からのおすそわけ。この1年は大きな火事もなかったので割戻し金が戻ってくるような感覚?(やっぱり無粋)

会場には子どもはほとんどいなかったので、お菓子拾いに関してはうちの子たちの独壇場。さらには赤い紐を通した5円玉も2個拾って、これは景品のトイレットペーパーと交換してもらえた。こうして、ビニール袋いっぱいのお菓子とトイレットペーパー2パックを抱えて帰宅。これでしばらくお菓子とトイレには困らない。ありがたや…。

近所に住む他の子どもたちももっと参加すればいいのになぁ。歴史や伝統よりお菓子に夢中だとしても、地域のアイデンティティーは子どもの心にしっかり刻み込まれると思うのだけど。