旧小澤邸、公開迫る

みなとぴあに始まり、シモの旧小澤家住宅、西大畑の旧斎藤家別邸やカトリック教会、医学部前の新津記念館を経て、白山の燕喜館へ。古町をぐるっと取り囲む「歴史建造物散策ルート」がこれで完成かな。

何年もかかった改修工事がようやく終わり、いよいよ７月２日に下本町近くの「旧小澤家住宅」が一般公開される。写真は５年前にこのブログに載せたもの。

◇旧小澤邸、2011年にも一般公開
http://yaplog.jp/furumachi/archive/163

この時は2011年なんてまだまだ先だと思っていた。塀の奥に閉ざされていたお屋敷がようやく見られるという期待感と、もう５年も経ってしまったんだなぁというげっそりした感覚と…。まあ、いいんだけど。

この５年の間に、西大畑の旧斎藤家別邸の保存が決まって時折特別公開されるなど、新潟の街も少しずつ歴史建造物にスポットが当たりつつある。旧斎藤家別邸は、新潟の街なか近くにこんなにいい場所があったとは、と驚く人が多い。ただ旧斎藤家別邸は、旧小澤家住宅と入れ替わるようにこの夏から改修工事に入る。改修を経てどのように生まれ変わるのか、今から楽しみだ。

これといった見どころがないと言われがちな新潟市だけど、小さく光る見どころは意外と散らばっている。残る課題は散策ルートの周知かも。今度機会があったら、みなとぴあからぐるーっと燕喜館まで歩いてみようかな。