本でゆるくつながる

furumachi2011-06-12

本屋さんって、ゆっくりいたくなる。だから商店街で本屋さんをやると、ゆっくり歩きたくなるんだな。普段はぱーっと通り過ぎてしまう学校町商店街をこんなにゆっくり歩いたのは初めてかも。

きょう学校町商店街で行われた一箱古本市「ニイガタブックライト」に、Twitterで知り合った数名と共同出店してきた。全部で65冊の本が売れて約1万円の売上になった。売り子役をやってくれた方の熱心セールスもあって、思ったよりも売れるもんだな、と思った。

僕が持っていった全10セット16冊のうち、売れたのは以下の7セット13冊。
深夜特急1〜6」「旅する力 深夜特急ノート」(7冊セット)沢木耕太郎
http://twitter.com/furumachi/status/79557963253166081
「河童が覗いたインド」妹尾河童
http://twitter.com/furumachi/status/79555182035349505
「河童が覗いたヨーロッパ」妹尾河童
http://twitter.com/furumachi/status/79552947566018560
「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?」伊藤春香(はあちゅう
http://twitter.com/furumachi/status/79535467753771008
Facebook 世界を征するソーシャルプラットフォーム」山脇伸介
http://twitter.com/furumachi/status/79525246469816320
ツイッター 140文字が世界を変える」コグレマサト いしたにまさき
http://twitter.com/furumachi/status/79520554176102400
地域再生の罠」久繁哲之介
http://twitter.com/furumachi/status/79513930992599040

先日も書いたように、おすすめコメントを書いたツイートを印刷し小さく切り抜いて、これら1冊1冊に添付して販売した。TwitterIDも入っているので、もしかしたらメッセージが届くかも。こうして本を介してゆるくつながるというところが、ソーシャルメディアならぬ「ソーシャル書店」だったというわけ。

今、地方の商店街は買い物の場というより、交流や出会いの場にシフトしていると言われる。交流を楽しむ場づくりに、アナログな古本売りとTwitterなどのデジタルツールを融合したこのソーシャル書店のような仕組みが使えないかな、とひそかに思っている。今回共同出店してくれた「ソーシャル」な皆様に感謝…。

でも本を買ってくれた人から「こんなはずじゃなかった。カネ返せ」みたいなメッセージが届いたら、結構ショックは大きい。