空き店舗が増えている

furumachi2011-05-29

雨の日曜日。イオン新潟南は駐車場に入れないくらいの大混雑、というツイートを横目に見ながら、古町モールを歩く。人通りが少なくがらんとしたモールに「テナント募集」の看板が点在するこの街並み。見慣れたとはいえ、気分を高揚させるものではない。

古町5〜8番町で数えてみると、古町通りの路面に面した店だけで各番町に5軒くらいずつの空き店舗があるようだ。空いてしまったのも、その後新たなお店ができないのもそれぞれ理由があるとは思う。でも素朴な疑問。これら空き店舗は商店街としてちゃんと新たなお店の誘致などを行っているのだろうか。

ショッピングモールなどはテナントに空きが出れば新たなお店の誘致に奔走しているはず。空き店舗を埋めるのは大家さんのやるべきこと、というのは百も承知だけど、空き店舗が増えるのは商店街全体にとってもマイナスのはず。商店街としてユーザーの求めるお店や業種をちゃんとリサーチして、ニーズに合ったお店を誘致するというのも必要なんじゃないかな。

では、どんなお店がこの街に求められているか。今日も冨士屋でパンを買い、萬松堂で本を眺め、ドトールコーヒーに立ち寄り…と歩いてみたんだけど、どのお店も実は結構流行っている。Twitterでは、以前西堀通りにあったディスカウントショップ「エルハウス」の復活を望む声も。日用品を買える店が古町周辺には意外に少ない。大和デパート跡も山下家具よりエルハウスがいいという意見があるくらい。

日常使いのお店の方がいいなぁ、と思うのは僕が地元民だからか。敷居が高くて実際入る機会が少ないお店ばかりになるよりは、多少ごちゃごちゃっとしてて気軽にのぞけるような、そんな商店街であってほしい。今も6番町の舗装工事をしているけど、すっきりキレイすぎるのも実はどうかと思っている。