バス時間で暮らす

たまにはバスも悪くない。乗ってさえしまえば、着くまでは空白の時間。新聞を読んだり、外を眺めたり。この空白がなかなか心地よい。たしかにクルマは便利だけど、空白の時間はなくて詰め込み状態になっちゃう感じ。

久しぶりにバスで会社に行ってみた。行きはバイパスを走る急行バス。急行のはずなのに、5分後に出発した鈍行バスの方が先に目的地に着いていたのはご愛嬌かな。観光バスのお古なので乗り心地がいいのはありがたい。思わずふらっとどこかに行ってみたくなる。

今回、バス時刻などを調べるのに「にいがたバスi」というウェブサイトを見たんだけど、こんなに便利なサイトだとは思っていなかった。
http://bus.2159.go.jp/
これまではガラケーでしか見ていなかったので気づかなかったけど、スマホだと路線ルートの地図も表示できる。意外と知られてないんじゃないかな。バス停にiPadみたいな液晶パネルがあって、このサイトが見られるようになっているといいかも。

帰りももちろんバス。クルマに慣れると、バス時刻に縛られるのがイヤだとつい思ってしまいがちだけど、バス時刻を意識するので逆に効率よくてきぱき仕事を終わらせることができたかも。これもメリット。

バスを降りて、夕方の古町を歩いて帰るのもなんだかいい。毎日じゃなくても時々こうして「バス時間」で暮らして、生活リズムをスローに戻すのもアリかもしれない。