古町どんどんの楽しみ方

先週のラ・フォル・ジュルネに続いて、今度の土日は恒例の「古町どんどん」。このブログにも古町どんどんの検索ワードで訪れる人が増えてきた。

先週に続いて2週連続出演のYuccaや、古町発のアイドルNegiccoなど、おなじみのメンバーが盛り上げる。
http://furumachi.weblogs.jp/blog/2011/04/%E5%8F%A4%E7%94%BA%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%93.html
ここ最近は一点豪華主義的な有名人ゲストでなく、毎度おなじみの「古町コンテンツ」を取り揃えている印象。有名人頼みでなくても、毎回古町モールをまともに進めなくなるほどの集客があるのだから大したもんだ。

普段はすっかり人通りの少なくなってしまった古町だけど、どんどんの時だけは違って見える。ただ、どんどんが終わるとまたいつもの人通りの少ない古町に戻ってしまう。結局みんな、どんどんという非日常を楽しみに来ているわけで、なかなか普段の集客にはつながりにくい。難しいところだ。

札幌大通、横浜伊勢佐木町、京都四条河原…。各地の商店街が地位低下にあえぐなかで、「街歩き」にスポットを当てようとする動きがある。街を歩いて、駅ビルやショッピングモールにはない街の多様性やスキマみたいなものを楽しんでもらおうという考えだ。

新潟のようにクルマで郊外店に行くのが当たり前になると「街を歩く」こと自体が非日常になる。幸い古町は、多様性やスキマがまだまだあふれている街。人がやっとすれ違えるくらいの狭い小路が多いのも、タカラ探し感覚で楽しい。古町どんどんがそんな街の楽しみ方のキッカケになるといいのかもしれない。