バス、もっと進化論

furumachi2011-05-12

最近のこのブログで「古町どんどん」より多い検索ワードが「BRT」。せっかく来てもらってもBRT反対論みたいなことしか書いていないから、がっかりされそうだけど。
http://yaplog.jp/furumachi/archive/1248

せっかくカネをかけて作るのに、大して便利にならない、それどころか乗り降りとか乗り換えとかかえって不便になるんじゃない?と心配している。かといって、LRTやモノレールもこの街にはオーバースペック。まずはJRとかバスとか既存の交通機関をもっと使いやすく分かりやすくするのが先なんじゃない?

というわけで、手書きでメモってみた。西新潟・南新潟・東新潟方面から市内中心部にやってくる郊外バスについて、市役所〜古町〜万代〜新潟駅の基幹路線を必ず走らせるようにしてみる。ちょうど東京の都営浅草線が東は京成線、西は京急線から乗り入れているような、そんなイメージ。これなら郊外から乗り換えなしで市内中心部に来れる。

さらに市役所〜新潟駅の基幹路線は各バス停を1カ所に集中させる。例えば古町のバス停は今はあちこちに分散して分かりにくいけど、市役所方面に1カ所、駅方面に1カ所のみ。ここに次々郊外バスがやってくる。これで基幹路線の利便性は確保できると思う。

基幹路線の端となる市役所と新潟駅はターミナルバス停として待合所を設置するなど、乗り換えの機能を持たせる。古町や万代シテイ西堀ローサや万代クロッシングといった地下街で快適にバス待ちができるように工夫する。乗り換えはもちろん乗り継ぎ料金で。最近導入されたICカードなら簡単だろう。バス料金自体ももっと使いやすい料金体系が望ましい。基幹路線はワンコイン100円均一とかにしてもいいと思う。

新潟市のバス路線図を見ながらこの図を書いてて、現状のバス路線が複雑怪奇な状態になっていることが改めて分かった。この際、郊外線は西新潟・南新潟・東新潟方面それぞれ5路線ずつくらいに集約してしまってもいいかも。このくらい集約すれば○○線はどこを走るというのが明確になる。あとは行き先で多様性を確保すればいい。

例えば東新潟方面R113を通る松浜線なら、松浜橋までは共通で、その先は太郎代行きや競馬場行きなどバスごとにいくつかの行き先がある。「○○線△△行き」とすればイメージしやすい。

カネをかけてハードを作ってしまうより、まずは今ある交通機関のソフト面を充実させて、もっと使いやすく分かりやすいものにするのが先なんじゃないかと思っている。どうだろうか。