ベースは原子力発電

彼が存命だったら、今のこの状況をどう歌うだろう。

RCサクセション サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER
http://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do&sns=em

20年以上前に歌われた曲なんだけど、まるで今のこの状況を予言していたかのよう。「牛乳を飲みてぇ」とか。すごいな。

でもこの歌詞、当時は電力は余っていたってこと? 20年経った今のこのひっ迫した状況は一体…? 電力消費がそれだけ増えたということか。でも明るすぎる街灯や看板など、必ずしも必要でない電力消費も多いような。3割近くが原子力発電というなら、その分必死で節電すれば何とかなるんじゃない?

…などと思っていたんだけど、このブログを読んでこの考えは甘いというのが分かった。
東京電力計画停電を考える〜西陣に住んでます
http://s.ameblo.jp/kazue-fujiwara/entry-10835236187.html

電力需要と供給のグラフによると、発電のベースはあくまで原子力、ピーク時に需要がふくらむ分を火力や水力で補っているという構図が見える。そうだったのか…。脱原子力を進めるというのはつまりこのベースがごっそり抜けるわけで、当然ながら簡単な話ではない。やるなら相当な覚悟が必要というわけだ。

いずれにせよこの調子では、冷房を使う真夏には電力供給が追いつかない可能性が高い。こうなったらこれを機に東京もヨーロッパみたいに7〜8月はバカンスにして、東京を離れるといいんじゃないかな。

真夏は東京を離れて柏崎の海岸などでのんびり過ごすというのも悪くない。あ、でも柏崎の海岸には ♪原子力発電所が建っていた 狭い日本のサマータイムブルース♪