古町を避難所に?

大和新潟店の跡は、3階より上は何にも使われず空いているはず。こういう時にこそうまく活用できないかな、と思うんだけど。

東日本大震災新潟県内各地に避難してきた方の数が1万人を超えたという。新潟市内でもきょう現在で6カ所に3千人を超える方が避難している。地震津波で家屋に被害を受けた人だけでなく、先行き不透明な原発問題もあり、場所さえあれば今後ももっと増えると思われる。

ただ、避難所になっている体育館や産業振興センターはだだっ広い上に天井が高いためか相当寒そうだ。あす以降も3月にしては寒い日が続くようで何とかならないものかと思う。

そこで、大和デパートの跡を避難所として使ってはどうだろう。体育館ほどだだっ広くもないし天井も低いから、多少は暖房効率がよさそうだ。3階より上のフロア全部が使えるのかどうかは分からないけど、結構多くの方が一時的に暮らせるような気がする。

食事だって、例えば古町界隈の飲食店と協力して無料のお食事券を配ってお店で食べてもらうようにすれば、宴会のキャンセルなどで落ち込みが続いているのを少しはカバーできるかもしれない。毎食というわけにはいかないだろうけど。

生活を楽しむとかいう余裕は全くない大変な状況とは思う。でもせっかくこうして新潟に来てくれたんだから、寒くて殺風景なだけでない温かみのある街の情景などにも触れてもらって、少しは心安らぐといいなぁと思ったり。でも、何もしないでこういうことを思うこと自体不謹慎なのかなぁ、などとも思ったり。