他人事ではない大地震

furumachi2011-03-11

7mを超える大津波が襲った太平洋岸の港から3キロほどのところに、実は身内が住んでいる。地震が発生した直後に家族みな無事のメールが来て一旦は安心したんだけど、その後は全く連絡が取れなくて…。

きょう午後発生した東北地方太平洋岸の巨大地震。想像を絶するとはまさにこういうことを言うのか。阿武隈川河口周辺に広がる田園風景は津波で水浸し。仙台空港の広い滑走路も泥で覆われてしまった。見慣れた風景がここまで壊されてしまうなんて。

この地域は地震の多いところなのだけど、身内の住む家は地盤がいいところに建っているから大丈夫と言っていたし、大丈夫だろうと信じていた。津波が来たとしても海岸沿いの発電所を超えて3キロも押し寄せることはないと思っていた。

でも今回は規模が違うようだ。4〜5キロも内陸まで津波が押し寄せたという情報もある。同じ町内で500世帯の住宅が津波の被害を受けたという未確認情報もあり、大変心配している。時々テレビに映る海岸沿いの空撮はまるで地獄絵のようで…。

情報がないのがこんなにもどかしいとは。できることなら国道を走ってでも現地に向かいたいところだけど、そんなことをして二次災害的に巻き込まれでもして、本当に助けなければならない被災者の救助の邪魔をしても悪い。でも何かできることはないものだろうか。