厄年イブイブで白内障

実は全く意識していなかったんだけど、今年で39歳になるということは、来年は前厄ということになるらしい。じゃあ今年は厄年イブイブ…? そう言われると納得しないでもない。

もともとまぶしいのは苦手な方だった。この冬、十年以上ぶりにスキーに行って、ますます苦手になった?と思ったのが最初のきっかけ。まぶしく感じたのは右目が白くかすんで見えていたから。心配になって初めて会社でVDT検診を受けたけど「老眼が始まっていますねぇ」と言われただけで結局異常なし。でもやっぱりおかしいと、先日眼科医に行って精密検査をしてきた。

実は僕は17歳で緑内障にかかり、左目の視野が狭い。だから最悪のシナリオは緑内障の再発だった。数年ぶりの眼底検査や視野検査に最悪のシナリオを覚悟していたら、眼科の先生曰わく「これは白内障ですよ」。

え、白内障? 白内障って、うちの婆ちゃんも妻のおばあちゃんも手術したけど、70OVERの病気じゃないの? 僕、(もう老眼は始まっているけど)まだ30代なんですけど。あ、でもたしかに左目は澄んでいるのに、右目は白く濁ってますね。この水晶体の濁りが、かすみの原因…? 見せつけられた現実。冗談じゃなく目の前が(右目だけ)真っ白になった。

聞けば、40歳前後からなる人はなるらしい。特に注意しなければならないのが、紫外線なのだとか。そういえば、外に出て日光を浴びた後は、よく目がかゆくなっていた。花粉症かと思っていたけど、真夏でもそうだったから目が日焼けしていたようだ。もっとも紫外線を浴びれば誰もがなるというわけでもないから、体質ということに尽きるのだけど。

ただ、まだ幸い進行途中だから、紫外線にさえ気をつければ進行を食い止められるらしい。かといって、西堀ローサや古町モールだけ歩いて生活するわけにもいかないので、外出時にはサングラスが必要になりそうだ。サングラスかぁ、似合わないんだよな。もう笑っちゃうレベルなんだけど、そうも言っていられない。

いろいろ調べたら、漫画家の小林よしのり氏も50代にして(それでも50代だけど)白内障にかかったのだという。結局、両目とも手術をしてもとの視力を取り戻したそうで、その辺の経緯は「目の玉日記」という作品にまとめ単行本として出版しているのだとか。転んでもタダでは起きないとは、まさにこのこと。この心構えは見習いたい。

まずは読んでみようかな、「目の玉日記」。